四万温泉 | |||
なんといっても四万(しま)温泉 |
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![]() 昔から滞在型の湯治客が多かったために、1泊宴会型のケバケバした温泉地と違い、温泉本来の情緒・風情を感じることのできる温泉地らしい温泉です。四万温泉の人気はここにあります。 社会のテンポの速さに比べると、まるで時間が止まっているかのようなのんびりとした四万温泉。それが、群馬県内の他の有名な温泉(草津、伊香保、水上)との違いです。だから、日常の煩雑さを忘れ、ゆっくり・ゆったりくつろげるのです。 しかし、のどかな四万温泉にも、やはり時代の波が緩やかに確実に押し寄せています。 |
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バブル期 四万温泉の悩み | |||
この四万温泉のよさが、万人にわっかってもらえるわけではありません。特にバブル期は、交通アクセスのよさを求め、宴会のドンチャン騒ぎでウサをはらす。現代人はゆっくりなんかしていられなかったのです。旅館やホテルも、建物や設備の新しさを要求されました。 木造の温泉旅館に近代建築のホテルが、四万温泉の悩みを象徴するかのように、混在するようになりました。温泉経営は悩んでばかりいられないのです。時代や客のニーズに融合しなければやっていけません。草津や伊香保温泉にだんだんと近づいているようだと、昔からの四万温泉ファンは心配しました。 |
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温泉情緒たっぷりの四万温泉 | |||
今は長期的な不況です。お金のかからないことが大前提で、ゆっくりとくつろげる環境が温泉地に求められています。温泉情緒を残しながら、四万らしさを大切にしながら、しかも格安料金で。私もそうですが、お客様はいつの世も移り気で、勝手なことを言います。 温泉地は封建的な風土と言われてきました。しかし、旅館の経営者も徐々に世代交代が進んでいます。本来の温泉の魅力を生かすこと、宿泊客の立場にたったサービスをを提供すること、この大原則を軸にしながら、積極性に時代の要求に迅速に的確に対応しようという動きが見られます。格安料金、長期滞在、露天風呂、家族風呂、インターネットの利用、様々な工夫が四万温泉で展開されています。 四万温泉の行く末を決めるのは、旅館経営者ではなく、それは、お客様です。四万温泉をどうぞ、 かわいがってください! |
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