テーマ |
発言者・ご意見(要約) |
発
掘 |
【出羽の古道六十里越街道 小関氏】 |
この古道は、何回歩いても飽きない街道です。なぜかというと、千二百年の”気”を感じます。資源は、まだほとんど掘り起こされていません。とにかく国立公園の山の奥に一間幅の道路がそのままある訳ですからビックリします。 |
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【北アルプス大展望・最長最古の塩の道ルート 野本氏】 |
殆んど道が無かったところを地元の方々が再発見してルートになっています。現在の活動は、ガイドの養成、ウォーキング、アンケート、ヒアリング、小・中学校での総合学習によって、新たな資源の発掘を図っているところです。 |
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【やんばる風景花街道 高嶺氏】 |
沖縄は冬の無い島ですから、1月末に緋寒桜、椿、ツツジなどが咲きます。花を媒介にした時に、そこに新しい人材が来て、新しい仕事ができ、そこで住む人の暮らしの風景ができます。これをまず発掘し、つくりたいと思っております。 |
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連
携 |
【人間文化の原風景~ご縁をつなぐ神仏の通ひ路~ 石村氏】 |
神仏霊場20社寺を結ぶルート、中海・宍道湖の湖水を巡るルート、大山パークウェイ(蒜山・大山・米子・境港・美保関)など、取り組みが複数県にまたがると温度差があります。私達が引き金になって、さらに連携を強化したいと思います。 |
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【悠久の竹内街道 隅田氏】 |
竹内街道は昔の形を残す場所が大変少ないですが、ベテランのゲストスピーカーとウォーキングを開催したところ参加者が増えています。関心の薄かった市町村とも今では連携しており、来年の敷設1400年を契機に協力できることを嬉しく思っています。 |
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【ぐるり・富士山風景街道 田中氏】 |
思い入れの違いを解決するため、例えば共通の歴史的人物をテーマにして、その中に共通項を見つけるのも一つの解決策です。また、制度・立場の違いは、これを逆手にとって、上手く連携することで、さらに大きな力を発揮できると思います。 |
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【浅間・白根・志賀さわやか街道 飯島氏】 |
植栽部会は、町にまた訪れるお客様にどんなふうにしたら喜んで頂けるのかなと考えてはじめました。場所は、草津の入り口のところにある約100坪程度の畑です。県や町長はじめ町役場のお力添えと、メンバーの連携で作業を行っております。 |
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発
信 |
【萌える天北オロロンルート 西氏】 |
北海道の有名な観光地と競い合うためには「暮らしぶり」に光を当てた活動を行っています。ルート上の町々は、小さいので限界にきておりますが、隣町と手を取り合いながらすすめる中でだんだん連携が取れ、実際の活動も面白みがでてきました。 |
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【南いよ風景かいどう 兵頭氏】 |
地道な活動にスポットライトを当てて周知していくことや評価されることで、自慢となり誇りに思えるようになる。情報を受信して発信することを如何に上手くできるかが大切と感じており、小さい町でも、その中で使える資源(広報、新聞、テレビへの投稿、ケーブルテレビなど)を使って情報発信しています。 |
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【日南海岸きらめきライン 谷越氏】 |
地元の資源を理解して誇りを持ってもらうため、地元の人を主人公にして、公募で市民を集める参加型イベントなどを行っています。また、日本風景街道大学を宮崎大学に開校しました。人を呼ぶことや迎える地域を育てることが目的、それを発展させるためには、パートナーを沢山つくって行くことが大切と感じています。 |
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